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断捨離が苦手な人は安易にメルカリをやってはいけない理由

年末にテレビの断捨離特集を見ていて気づいたのですが、断捨離が苦手な人はメルカリをすることはあまりおすすめしません。

確かにメルカリと断捨離は相性がいいですが、きちんと物の価値を判断できる人(プライオリティ付け・優先順位を付けられる)にとってはいいサービスだと思います。

物の価値がわからない(何でもかんでもメルカリに出品)

物の価値がわからない人の場合、とりあえず何でもかんでもメルカリに出す可能性があります。メルカリを出すのもこれは売れるのかどうか等、相場価格を調べたり写真を撮ったり文面を考えたり、値下げ交渉等、意外と手間と時間がかかります。

断捨離自体時間がかかる上にさらにメルカリを出品に工数を取られてしまう可能性があるからです。

手間工数と手数料でトータルで損の可能性

メルカリに出品する意義は手間とか工数とかお金ではなく、自分の大切なものや不要になったものを出品して大切に使ってくれる人に引き継いで第二の人生をあゆむというモチベーションで出品している人も多いと思います。もちろんそうしたことは大事です。

今回あえて手間と工数と焦点を絞ってみるとメルカリに出品する手間と工数と手数料を考えるとトータルで換算すると得をしている場合は少ないかもしれません。

しかも断捨離の場合、出品数が数点ではなく複数点のアイテムを出品する場合があるので、よほどリセールバリューのあるものばかりを断舎離して出品しない限り、トータルでプラスになる可能性は少ないと考えます。

一番怖いのがメルカリに出品することに手間と工数を取られてしまい本来の断捨離に時間が避けずに頓挫してしまうことでしょう。そうすると断捨離が中途半端になってしまい本末転倒になってしまいます。

出品予定の物と梱包資材等余計に場所を取る可能性

メルカリに出品するとなると用意しなければいけないのは、梱包資材等自分で用意しなければいけません。

せっかく断捨離で空いた空間を空き箱やダンボール等で梱包資材置き場になってしまうのと出品予定の品で埋め尽くされてしまう可能性があり、断捨離の意味がなくなってしまうケースがあります。

またメルカリに出品すれればいつか売れるかもということで断捨離の抜け道になる場合もあるでしょう。

断捨離の成功は取捨選択・プライオリティ付けの能力を高める事が大事

断捨離でまずすることはメルカリを出品することではなく、「自分に必要なものかどうかを判断する取捨選択・プライオリティ付け(優先順位を付ける)の能力を高めることが大事だと思います。

この取捨選択・プライオリティ付け(優先順位を付ける)の能力は日頃からの鍛錬が重要なのです。

断捨離が苦手な人はこの物の価値を見極めるプライオリティづけが苦手な人が多く、断捨離を始めた時は捨てるべきものなのか、残すべきものなのかジャッジに時間がかかります。

段々と取捨選択を重ねるごとにそのプライオリティづけの能力が高まり、ジャッジが早くなります

自分に必要なものはどのモノなのかをわかるようになり、結果として同時にこれはメルカリで出品して売れるものなのか、ちゃんと利益が残せるものなのかを判断できるようになってはじめてメルカリをやる価値があるのでないかとおもいます。

■断捨離に関しては下記の記事↓にまとめてありますので興味のある方はご参照ください。

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