今回はブレスエアーを10年使ってみての感想と購入時のポイントを書きました。敷布団・マットレスって意外とずっと使っている人いませんか?
最近では新素材を利用した敷布団も出てきているので、思い切って変えてみるのもいいかもしれません。その中でも東洋紡のブレスエアーはおすすめです。
ブレスエアーは東洋紡のクッション素材で「通気性」「高反発」「耐久性」「清潔性(洗濯性)」に優れた全く新しいタイプのクッション素材になります。
形状はヘチマタワシのような、内部で空気が循環する高通気構造になっています。
クッション性はゴムで出来たコイルバネのような、やさしくコシのある独特の弾発力があり、しかも耐久性に優れているうえに洗えるので、長期間清潔に使用可能です。意外にもブレスエアーは身近に体験している人が多いはずです。
実はあの新幹線N700系のぞみのシートもブレスエアーが使われており、現在は首都圏を走る新型鉄道車両を中心に、急激にブレスエアーの採用されているようです。新幹線の座り心地を思い出してもらえればと思います。
[参考サイト]ブレスエアーについて(東洋紡公式サイト)
[参考サイト]ブレスエアーが採用されている車両一覧(東洋紡公式サイト)
[参考サイト]ブレスエアーの敷布団の詳しい説明(スタイルインテリア)
10年間ブレスエアーを使ってみて良かった点
ヘタリが少ない・適度な反発力
綿の敷布団とかはどうしても経年変化で腰部分や負荷のかかる部分がヘタってきてしまいますが、ブレスエアーの場合はそれはヘタリは心配ありません。
変色等の心配もありませんので10年経っても購入したときの性能を維持しています。
反発力もポンポンと跳ねる感じではなく、適度に身体が沈み込む形になります。特に腰痛持ちの人等は適度に反発が欲しい人はいいでしょう。
新幹線の座席でも利用しているレベルなので耐久性はあると思います。
埃・ホコリが出ないので部屋の掃除が楽
綿の敷布団と違い、ホコリが出ないでないので部屋の綿埃やハウスダストの心配はありません。もちろんダニ等の心配もありません。
通気性の良さ・蒸れないの夏の就寝時が快適
ブレスエアーの一番の特徴である通気性ですが、ヘチマたわしのような構造なのでとにかく蒸れないのと通気性がいいので、夏の敷布団としてはとてもいいと思います。
実際に綿の敷布団時代に比べて夏の就寝時の敷布団への表面接触温度が下がったので寝返り等の数が減り、熟睡する頻度が増えました。
低反発素材は寝心地はいいですが、蒸れてしまうので、その点ブレスエアーは夏の湿度の高い・蒸し暑い熱帯夜にはおすすめです。特に以前に比べて最近は猛暑・高温多湿の気候が目立っているので、活躍する場が増えていると思います。
清潔・丸洗いが可能!
ブレスエアーはなんと丸洗いが可能なのです。水で流して外に干しておいても繊維にダメージ等はありません。しかも素材自体が制菌加工済なので、いつでも清潔なのと速乾性が高いのですぐ乾きます。
軽いので持ち運びが楽
どうしても敷布団は重いので押し入れにしまったり干したりするのが大変ですが、ブレスエアはとにかく軽いので布団を干したりそうした動作がとても楽です。
10年ブレスエアーの欠点(実際に使ってみてここは良くなかった点)
表面がチクチク・ゴワゴワする
ウレタン等クッション系の素材ではないので表面がチクチク・ゴワゴワ感はあります。
ただブレスエアーをカバーする素材によって改善されます。ディノスのブレスエアー敷布団はその点をうまく改善しています。
ブレスエアーなるべく厚いほうがいい
ブレスエアーの厚みが薄いとやはり硬すぎて痛いです。※腰痛持ちの人には逆にいいかもしれません。
ブレスエアーを購入する時はなるべく厚さのあるものを選ぶといいでしょう。ただブレスエアーは厚さがあるほど値段が高くなります。
寝返り時に音がうるさい
ブレスエアー単体の敷布団で薄いシーツの場合、寝返りや体を動かすとカサカサと音がするので、気になる人は気になると思います。
ニトリやAmazonで販売されている敷きパッドを引くことにより改善されるので気になる方は試してみることをおすすめします。
■敷きパッドの一覧と価格についてはこちら(Amazon)>>
ブレスエアーの購入時のポイント
ブレスエアーとの表面素材(カバー)の組み合わせをチェック
ブレスエアー敷布団の購入時のポイントはブレスエアーだけだと痛いとか音がするので、ブレスエアーをカバーする各メーカー他の素材と組み合わせて販売しています。
ただ素材によっては先程書いたようなブレスエアーの欠点(音やゴワゴワ感)をカバーできますが、逆にブレスエアーの良さ(通気性・クッション性)も半減しているので注意が必要です。
ブレスエアーはヘタらないけど、ブレスエアーをカバー素材がへたる可能性もあります。
中空ハードタイプと中実ソフトタイプの2種類があり、さらに密度と厚さで性能や価格が変わる
ブレスエアーの繊維断面形状には中空ハードタイプと中実ソフトタイプの2種類があり、さらに密度と厚さで性能や価格変わってます。
自分が体験した中では中空ハードタイプが軽くて硬さもあってよかったです。
腰痛持ちの方等それぞれに好みに応じて選んだほうがいいかもしれません。他の素材と組み合わせ・取り外し可能な商品がいいでしょう。
カバーが取り外し可能か確認
ブレスエアーは丸洗い可能なので、カバーが取り外し可能か(簡単に取り外し可能か)を確認をおすすめします。
簡単に取り外し可能かどうかで洗濯時脱着の手間が全然違います。
ブレスエアーの敷布団を実際に体験したい人はビックカメラの生毛工房がおすすめ
ブレスエアーの敷布団を実際に体験してみたい場合は布団屋さん?!意外にもビックカメラの生毛工房がおすすめです。
他の敷布団との違いも体験できるのでオススメです。ブレスエアーの中身のサンプルもありました。
※購入時にテンピュールを比較・検討しましたが、テンピュールは蒸れるのと季節によって硬くなってしまうのとテンピュール自体、決してリーズナブルでないので、その分ブレスエアーの方がいいと思い選びました。
日本の気候(季節によって基本等の変化がある地域)にはテンピュールより、ブレスエアーの方が適していると感じます。
[参考サイト]ビックカメラ生毛工房店舗一覧(ビックカメラ)
ブレスエアー敷布団のおすすめ商品
ブレスエアー敷布団は各メーカーから販売されていますが、ブレスエアー自体はそれほど変わらず、他の素材の材質により値段や商品の違いがあります。よく素材の材質を確認してから購入をおすすめします。
東洋紡 極厚ブレスエアー 洗える極厚ボリューム敷き布団 中芯厚70mm
ブレスエアーの敷布団の中で厚さ70mmの極厚ボリュームタイプの敷布団になります。三つ折りサイズなので押入れ収納も可能です。
カバーは全開360°ファースナー付きなので、外すときも楽なのとカバーと中身が簡単に丸洗いが可能です。
■東洋紡 極厚ブレスエアー 洗える極厚ボリューム敷き布団 中芯厚70mmの製品詳細の続きと価格についてはこちら(Amazon)>>
【一番のおすすめ】ディノス敷布団部門 10年連続売上No.1の敷布団ブレスエアー敷布団の改良モデル
このディノス敷布団部門 10年連続売上No.1の敷布団ブレスエアー敷布団の改良モデルを実際に購入して使用していますが、夏場の通気性が良くてよく寝れるようになりました。売れる理由がよくわかります。
ブレスエアーが販売された当初からディノスはブレスエアー敷布団を販売しているので改良に改良を重ねています。他社とディノスのブレスエアーの違いとしては、ブレスエアーの欠点をカバー(ゴワゴワ感や音)している設計になっています。
面白いのがリバーシブル仕様になっていて、ふんわりパイル生地の「ふかふか面」と立体メッシュ生地の「サラサラ面」との二面になっているので季節によって変えることも可能です。もちろんカバーも取り外し可能です。
■ディノスブレスエアー敷布団 ネオシリーズの製品詳細の続きと価格についてはこちら(楽天ディノス)>>
ディノスのブレスエアー最上級モデル デラックスバージョン
ディノスのブレスエアー最上級モデル デラックスバージョンはブレスエアー重ねることで合計約9cmの高さになっています。
ブレスエアーを重ねることにより反発力がアップして体圧分散性が従来品よりさらにアップしています。体重の重い方にはおすすめです。
表面素材は優れた吸水性でサラッと心地よい竹繊維を使用しています。
■ディノスブレスエアー敷布団 ネオシリーズ 消臭・吸汗パッド付きの製品詳細の続きと価格についてはこちら(楽天ディノス)>>
ブレスエアー座布団
ブレスエアーは敷布団だけでなく、様々な用途に利用可能です。例えばブレスエアーの座布団です。長時間PC作業する人にはお勧めです。蒸れないのと滑らないのでとても快適です。
ブレスエアーの座布団はいろんな種類がでていますが、ポイントとしては「滑り止めが付いている」・「ブレスエアーの厚みのあるもの」・「カバーが取り外せて洗濯できるもの」がいいでしょう。
ブレスエアーのサイズや厚さをオーダー可能なお店で購入
ブレスエアーはカットが可能なので、オーダメイドで制作してくれる業者さんがいます。
例えば福祉施設等での利用や、ベッドのサイズが特殊だったり、ブレスエアの厚さをオーダーしたい方はブレスエアーを希望するサイズにカッティングしてくれて敷布団を制作してくれます。
[参考サイト]ブレスエアー専門店 爽快潔Living
[参考サイト]株式会社タカトシ物産