Amazon広告でのACoS(広告費売上高比率)の平均値

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AMS(Amazon広告)で指標とされるのはACoSと呼ばれるものです。ACoSは売上高広告費比率(つまり売上に対して広告費が何%掛かったかを示す指標)であり、数値少なければ少ないほどパフォーマンスがいいと言われています。

目次

ACoSの最適値は10%~20%くらいを目安に運用

ACoSの最適値は10%~20%くらいを目安に運用するといいかもしれません。もちろん商材や競合他社等によりACoSの値は変わります。

自分が運用していた商材はそれほど知名度もなく、中国メーカー、大手メーカーとの競合他社がひしめいた状態だったのでAOCSは高めでした。

またクリック単価が低く、販売回転率のいい商材はAcosが良くなります。また1商材の単価が高いものも結果としてACoSがよくなるのではないでしょうか。

Amazonのアルゴリズム的には販売回転率のいい商材(ASINの強い商材)のほうが上位表示される傾向があるとおもいます。レビュー等の評判いい等マイナスポイントがない場合です。

ACoSがあまり低すぎても良くない!?

AOCSがあまり低すぎても良くないと思います。ACOSの値は配信先により変わるからです。

例えば自社商品・自社ブランドのキーワードだけ広告配信していた場合、ライバルキーワードよりキーワード入札単価が低く、成約率(コンバージョン)が高いので必然的にAOCSが低くなります。

逆に一般キーワードの広告は自社ブランドのキーワードに比べてキーワード入札単価が高く、競合他社も多く、成約率も低いので必然的にACOSが高くなります。

ある程度ACOSの目標値をブランドワードのACOSの値より高くして、今まで自社製品を知らなかったユーザーにアプローチをして新規顧客を獲得したほうがいいでしょう。

ACOSの数値の低さを実績としている運用会社に注意

ACOSの数値の低さを実績としている運用会社に注意したほうがいいでしょう。ブランドワードしか配信していない場合があります。

これはAmazon広告に限らず、Google広告でも同様です。ブランドワードは必然的に成約が取れやすいので成績が作りやすい=運用しやすいからです。

もちろんブランドワードにも広告を配信したほうがいいでしょう。競合他社が広告を配信してくるのも防ぐのもあるからです。

当日・前日ACOSの数値ではなく月ごとのACoSの数値のほうが重要

AMS(Amazon広告)の運用をしているとどうしても、当日や前日の実績に注目してしまいがちですが、当日・前日のAmazon広告の実績(ACoSの実績)ではなく月ごとのACoSの数値のほうが重要だと思います。

その理由としては販売実績は広告クリック後14日Cookieが有効なので、前日のACoSの値より14日後のACoSの値の方が良くなると思います。

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この記事を書いた人

個人事業主歴20年・IT関連(導入支援・ヘルプデスク)・FAQサイト構築・WEB関連(WEBマーケティング戦略・集客・分析)・WEB・ECサイト運営のアドバイザリーの仕事を中心に活動。このブログでは気になったIT・ビジネス関連の情報・ニュースやグッズを自分の備忘録を兼ねて不定期で投稿しています。

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