IT効率・労働生産性

パソコンをケチって優秀な人材を逃しているという事実を知らない経営者は多い

今回はたまたま下記の記事を読んで、なぜうちの会社は求人を出してもいい人材が来ないのかという話を思い出したので記事にまとめてみました。

■ハイスペックPC購入を渋って社員に貧弱なPCを使わせている会社は、低スペックPCによる生産性低下だけでなく社員の退職リスクすらあることを認識したほうがいい(米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長)

低スペックのパソコンは表面的なもので、実はその会社のITリテラシー・ITへの理解度の裏返し

求人を探している人や働いている従業員の本音としては低スペックのパソコン環境は表面的なもので、本質的な要因としては実はそこから会社や経営者のITリテラシーやITへの理解度のバロメーターの意味もあると考えます。

具体的にはパソコンというIT設備投資をしないということはIT環境にどれだけ寛容なのか、従業員の生産性向上に対してどれだけ前向きに取られて・積極的に投資をしているか等伺いこと知ることができるからです。

例えばサッカーの強豪校がグラウンド設備が充実しているのと同じであり、それなりに優秀な選手を獲得するのと強豪校になるにはそれなりに投資が重要なのと同じです。

Windowsも購入時に比べてアップデートするたびにOS自体が重くなる

ちなみにWindowsはメジャーアップデートするたびに重くなるので購入時スペックのメモリだと不足する場合があります。

購入時に低スペックの最初メモリサイズのパソコンだとアップデートされたWindowsのことを考慮されてはいません。

またブラウザーのタブを複数起動して利用することや複数のソフトを起動やメモリ容量を使うソフト等、使用環境によっては低スペックのパソコンだと快適な動作はまず難しいと考えていいでしょう。

数年ごとに買い換えるか、メモリ増設が可能なパソコンの購入等、将来的性を見込んだスペックのパソコンを購入する必要があります。

プログラマー・エンジニアの会社の場合、開発環境で従業員の扱いが透けて見える

特に開発会社やエンジニア中心の会社では転職求人サイトにパソコンスペックやモニター1人2枚以上等積極的に開発環境の記載がある会社も多くなっています。

プログラマーやエンジニアからしてみるとパソコン・ソフトウエア・ネットワークインフラ・開発環境等、生産性向上の死活問題なのでそこを重要視するのは当たり前です。

例えば小さな事かもしれませんが自分の普段使い慣れたキーボードやマウスが利用可能等、マラソンランナーが普段から履き慣れたシューズと同じように重要なことなのです。

そこで「どのシューズでも同じだろう」や「プロの選手はどんなシューズでもタイムを出せる」という的な発想の上司がいた場合、モチベーションが下がります。

経営者が知らない・良い人材が集まらない理由は別のところに要因があると推測

知名度の低い中小企業の経営者が良い人材が集まらない理由としては会社の知名度が低いや人気企業に比べて給与・待遇が悪いという等、従来の求人募集の範疇に考えがちですが、実は別のところに要因があると考えます。

最近ではオフィス環境やワークスタイル重視(在宅勤務・リモートワーク)にシフトしている

最近の学生は学校を選ぶときに以前は偏差値や知名度等が優先でしたが、最近は制服や学校の設備(食堂のメニューが豊富)等、勉強する環境も学校を選択する理由の一つとしてあるようです。

それは職場でも同じでやはり報酬・やりがい・知名度だけなく、職場環境も就職転職活動の一つの尺度として重要な要素の一つとだと考えます。

一つの理由としては以前に比べて昇給があまり上がらないのと転職しても年収が上がりづらいのでそれなら同じ年収でも少しでも自分の快適な職場環境やワークスタイルのあった企業を選ぶ傾向があるかもしれません。

特に最近では在宅勤務・テレワーク・リモートワークの普及により、必ずしも会社で仕事をする必要のないエンジニアやプログラマーはテレワークやリモートワーク可能な会社を選びたがる傾向があります。

■[参考サイト]転職希望者の半数「テレワーク可が重要条件」――調査で判明(ITmedia)

■[参考サイト]中途入社の新人が、初日に職場のトイレを見て即退職を決めたワケ(PRESIDENT Online)

となるとテレワーク可能な会社にいい人材が集中して、テレワーク可能でない会社には全く人材が集まらないという現象がおきるのであり、こうしたトレンドに気づかない会社はいつまでもいい人材が来ないことになります。

検索サイトの自社サイトの次に表示される「社員クチコミ情報・就職・転職クチコミ情報サイト」の内容を知らない経営者は多い

良い人材が集まらない理由の一つとして最近では企業名を検索や企業名+求人や募集」というキーワードを検索すると必ず1ページ目に社員クチコミ情報や転職クチコミ情報サイトページが表示をされることが多いです。

いくらお金をかけて立派な自社サイトに求人募集・採用サイトを作ってアピールしたとしても、社員クチコミ情報や転職クチコミ情報サイトページのレビューが低かったり、悪い評判が書かれていると普通の転職希望者であればよほどの理由がない限り、求人に応募しようと思わないのではないでしょうか。

特にブランド力のある大企業はともかく、ワンマン社長的な中小企業の場合、致命的になるかもしれないです。

経営者自身の名前や会社のエゴサーチをしたことがない

そもそも社員クチコミ情報・就職・転職クチコミ情報サイトに自社がどのように記載されているか把握している経営者は少ないです。

その理由としては日経ビジネス等は購読をしているが、定期的に検索エンジンでエゴサーチ「自分の名前や自分の会社名を検索」をしている経営者は少ないからです。

自分のサービスやプロダクトがエンドユーザーからどう見られているかは業績に直結するので注目している経営者は多いですが、自分自身の会社が他の人からどう見られているか、注目している経営者は意外と少ないのです。

面接時に会社の志望理由を聞かれることは多いですが、どのようにして自社を知ったか等を聞かれることは少ないです。つまり自主的に自分の会社がどう見られているか定期的に調査することが必要なのです。

いい人材は自然と集まってくるという時代はすでに存在しません。いい人材を獲得するにはそれなり投資をすることが重要であり、投資といっても求人募集のPR活動も大事ですがそれだけではありません。

PR活動だけに投資をしても職場環境や待遇が悪ければ、結局社員クチコミ情報に悪いレビューだけが溜まってしまい、ブラック企業のレッテルを貼られるという負のスパイラルに陥るだけです。

根本的に会社自体の職場環境の改善や待遇改善をすることが長期的に見るといい人材が集まってくるのではないでしょうか。、

エゴサーチとは、検索エンジンなどを使って自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名を検索し、インターネット上における自分自身の評価を確認する行為(Wikipedia)

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KAN
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個人事業主歴15年・IT関連(導入支援・ヘルプデスク)・WEB関連(WEBマーケティング戦略・集客・分析)・WEB・ECサイト運営のアドバイザリーの仕事を中心に活動。このブログでは気になったIT・ビジネス関連の情報・ニュースやグッズを自分の健忘録を兼ねて不定期で投稿しています。
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