パソコン購入時に悩むのはMicrosoft Officeの購入に関してです。特にMicrosoft Officeシリーズは頻繁に販売方法や複数の種類があり、かつシリーズ名等変わるのでどれを買ったほうがいいか悩むところです。
例えば以前はパッケージ版(永続版)のみでCD・DVD等のメディアからのインストールするタイプでしたが、それがダウンロード版(永続版)へとなり、最近ではダウンロード版(永続版)とサブスクリプション版Office365となり、さらにサブスクリプション版ではMicrosoft365と名称変更する等に至っています。
Microsoft Officeに関してまとめてみました。
Microsoft Officeの種類
プレインストール版(永続版) | ||
Microsoft Office Personal Premium | Word/Excel/Outlook | |
Microsoft Office Home&Business Premium | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote | |
Microsoft Office Professional Premium | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access | |
・プレインストール版はパソコン購入時に付属しているモデル ・バンドルのパソコンが故障しない限り利用可能 ・OEM版と呼ばれることもある |
||
ダウンロード版/オンラインコード版(永続版) | ||
Microsoft Office Personal | Word/Excel/Outlook | 公式¥32,784(税込) Amazon価格>> |
Microsoft Office Home&Business | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote | 公式¥38,284(税込) Amazon価格>> |
Microsoft Office Professional | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access | 公式¥65,784(税込) Amazon価格>> |
・公式サイト・ネット通販で販売しているモデル ・購入直後にすぐプロタクトキーが発行される ・インターネットからソフトウェアのダウンロードが必要 |
||
パッケージ版(永続版) | ||
Microsoft Office Personal | Word/Excel/Outlook | Amazon価格>> |
Microsoft Office Home&Business | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote | Amazon価格>> |
Microsoft Office Professional | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access | Amazon価格>> |
・ネット通販・家電量販店・コンビニ等店頭で販売しているモデル ・ライセンスキーが書かれた紙が梱包されて販売 ・インターネットからソフトウェアのダウンロードが必要 ・POSA版と呼ばれることもある |
||
サブスクリプション版(1ヶ月・1年) | ||
Microsoft 365 Business Basic | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote(WEB版) | |
Microsoft 365 Business Standard | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote(WEB版) Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access(インストール版) ※AccessとPublisherはWindows PCのみ |
|
Microsoft 365 Business Premium | Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote(WEB版) Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access(インストール版) ※AccessとPublisherはWindows PCのみ |
|
Microsoft 365 Apps for business | Word/Excel/PowerPoint(WEB版) Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote/Publisher/Access(インストール版) ※AccessとPublisherはWindows PCのみ |
|
・Microsoft 365は以前はOffice365の名称 ・Microsoft 365 Apps for businessはOfficeアプリのみのプラン ・WEB版はブラウザー上で動作するOfficeになります。 ・インストール版はパソコンにインストール可能なOfficeになります。 ・WEB版は最大5台のスマートフォンと5台のタブレットまで利用可能 |
通常のモデル以外にもアカデミック版がある
通常のモデル以外にも学生・教職員向けにアカデミック版等があるので、もし対象者あればそちらを利用したほうが一般版に比べてほぼ値段が一般ユーザー向け製品の半額になっています。
・ちなみにアカデミック版は商用利用(ビジネス用途)ができませんので注意が必要です。
・Officeのアカデミック版をMicrosoft公式サイトから購入できないので家電量販店やAmazon等ネットショップから購入になります。
・店頭で購入する場合は学生証等証明書が必要になります。Amazonの場合はPrime Student会員に登録する必要があります。
■Microsoft Officeアカデミック版の製品詳細の続きと価格についてはこちら(Amazon)>>
Microsoft Officeはほぼ3年毎に最新版が販売されている
Office95→Office97→Office2000→OfficeXP→Office2003→Office2007→Office2010→Office2013→Office2016→Office2019→Office2021
過去のMicrosoft Officeの販売年を振り返るとほぼ3年おきにリリースされているのがわかります。
Microsoft Officeの選び方のポイント
PowerPointの利用頻度でOffice Personal版またはMicrosoft Office Home&Business版を選択
Microsoft Office PersonalまたはMicrosoft Office Home&Businessの選択肢はつまりPowerPointを使うか使わないかだけの事例が多いような気がします。
仕事でプレゼンをする場合、プレゼン資料を作成する必要がある場合はMicrosoft Office Home&Businessを選択したほうがいいですし、自宅で文章や家計簿管理レベルであればMicrosoft Office Personalで十分です。
ちなみにあとからPowerPointを追加購入もできますがPowerPoint単体自体14000円-17000円前後するのであまりお得感はないです。
Microsoft Officeダウンロード版とパッケージ版どちらがいいか
ダウンロード版とパッケージ版どちらがいいかはパッケージ版を購入してもOffice自体はインターネットからダウンロードが必要なのは同じなので、すぐに利用可能なダウンロード版を購入することをおすすめします。
ただ家電量販店のレシートがないと駄目とか経理上・助成金申請等、パッケージ(物体)がないと申請が通らないという特殊の事情の場合はパッケージ版を購入するといいでしょう。
永続版とサブスクリプション版どちらがよいか
Microsoft Officeには永続版とサブスクリプション版と大きく分けると2種類にもわけられますが、自宅で個人利用であれば永続版のほうをおすすめします。
ではサブスクリプション版はどのような人にメリットがあるというと、常にMicrosoft Officeの最新版を利用したい人・複数台バソコンを所有していて管理が面倒な場合・一時的にMicrosoft Officeを利用したい場合等の人にはメリットがあります。
特に法人等、複数台パソコンを所有している場合は管理等の工数を考えるとサブスクリプション版を導入したほうがいいかもしれません。
Microsoft Officeサブスクリプション版はMicrosoft 365 Business Standard版以上を選択
サブスクリプション版にも色々種類がありますが、Microsoft 365 Business Standard以上・Microsoft Officeがパソコンにインストールできるコースを選ぶのをおすすめします。
Microsoft 365 Business Basicの場合、Microsoft OfficeはWEB版だけの提供になっているので、インターネットが接続された環境でブラウザ上で動作するMicrosoft Officeになります。
パソコンにインストールするMicrosoft Officeに比べて一部の機能制限やインターネットが接続された環境でないと動作しないのと回線状況によって動作が重い等色々、使い勝手が悪く労働生産性に影響してきます。
個人ユーザーでパソコン1台だけ利用ならプレインストール版(永続版)Microsoft Office Premium
個人ユーザー(自宅で利用等)でパソコン1台で利用するならパソコン購入時にインストールされているプレインストール版(永続版)のMicrosoft Office Premiumで十分です。
プレインストール版(永続版)Officeはパソコン1台につき1ライセンスという縛りがあり、インストールされたパソコンが壊れるまで、そのパソコンでのみ使用できるといった特徴になります。
デメリットとしては別のパソコンにインストールし直すことはできないので、Microsoft Office Premiumの入ったパソコンが壊れて使えなくなってしまった場合、必然的にMicrosoft Office Premiumも使うことができなくなります。
またMicrosoft Office Premiumは購入するパソコン注文時に一緒に購入するのですが、パソコンメーカーによってMicrosoft Office Premiumの値段がばらつきがある場合があります。
割引セールを行っている場合もありますし、パソコン本体の値段が安い場合、定価のMicrosoft Office Premiumの場合、割高感がでてしまうという可能性あります。パソコン購入時にはMicrosoft Office Premiumを込みプライスで検討したほうがいいでしょう。
個人ユーザーでパソコン2台所有・またはパソコン買い替え後も利用したい場合はダウンロード版・パッケージ版(永続版)Microsoft Office
個人ユーザーでパソコン2台所有(例デスクトップ・ノートパソコン)している場合は永続版Microsoft Officeを購入したほうがいいでしょう。
その理由としては1ユーザー2台までインストール可能だからです。Microsoft Officeを2個買う必要がない(パソコン購入時に両方ともMicrosoft Officeプレインストールモデルを選択する必要がない)からです。
マイクロソフトのページには「ちなみに使用する人が特定の1人に限られている場合、主に使用するコンピュータ1台のほかに、携帯用のコンピュータ 1台にインストールすることができます。」と記載があります。
[参考サイト]2台以上のコンピュータにインストールできますか?>>(Microsoftサポート)
また永続版のメリットとしてはパソコンを買い替えてもMicrosoft Officeはそのまま利用できるからです。
仕事上、最新版のMicrosoft Officeの機能を利用しなきゃいけない事例を除いて、頻繁に買い換える必要がない場合はトータルで見るとお得と考えます。
Microsoft OfficeはAmazonで購入するのがお得で管理が楽
ではどこでMicrosoft Officeを購入するのが一番お得かですが、マイクロソフト公式ページではダウンロード版は定価になりますが、ネット通販サイトでは割引で販売されていることが多いので購入は公式以外のサイトをおすすめします。
特にAmazonで購入するのが一番お得で簡単だと思います。
Amazonはダウンロード版・パッケージ版・サブスクリプション版すべて購入可能
Amazonではダウンロード版・パッケージ版・サブスクリプション版すべて購入可能であり、特にダウンロード版・パッケージ版は中身は同じなので今すぐ使う必要がなければ一番安い方を購入すればいいでしょう。
■Microsoft 365サブスクリプション版の製品詳細の続きと価格についてはこちら(Amazon)>>
Amazon上でプロダクトキーを保存してくれる
またAmazonで購入するメリットとしてはオンラインコード版をAmazonで購入するとプロダクトキー等をAmazon上で保存してくれることです。
よくある事例として再インストール時は滅多に無いのでパッケージ版でもプロダクトキーを紛失してしまったり、マイクロソフト公式サイトでもたまにしかログインしないのでマイクロソフトアカウントを忘れてしまった等があります。
普段からAmazonを利用している場合はAmazon上で保存してくれれば一番楽です。
Amazonの期間限定セール時にMicrosoft Officeが安くなることがある
Amazonで販売されているMicrosoft Officeはタイムセールやプライムデーの期間限定セール期間中にセールを行うことがあります。10%-20%OFFくらいで販売されることがあります。
急いでMicrosoft Officeを購入する必要がなければAmazonのセール時にOfficeを購入するのもありでしょう。
■Microsoft OfficeのAmazonでの価格>>
[参考サイト]永続版のMS Office 2021がセール!Office 365もお得なAmazonブラックフライデー>>(AkibaPC HOTline)