実家の物を処分等、断捨離をする際に困るのがアルバム等の思い出系アイテムですが、意外とアルバム等場所を取ったりするのでデジタル化できるとかなりスッキリします。
特にデジカメ普及前(2000年以前)はまだアナログの紙焼き写真が主流なのでアルバムがあるご家庭は多いのではないでしょうか。
現像された写真が数百枚レベルであれば、力技でなんとかスキャナーでパソコンに取り込むことも考えますが、すでに現像された写真が数千枚・数万枚と考えると少し考えないといけないと思います。
結論から言うと数千枚以上の紙焼き写真をなるべく手間を掛けずデジタル化・スキャンする方法(昔の写真をデジタル化してパソコンに取り込む方法)としては、業者に依頼をするか、または自分でスキャンする方法になるかと思います。
業者に依頼をすると手間はかかりませんが、その分費用がかかります。
自分でスキャンする場合は費用はそれほどかかりませんが手間がかかります。
下記にアナログ写真・紙焼き写真のデジタル化の方法・写真のデジタル化の注意点をまとめました。
紙焼き写真をデジタル化をするメリット
断捨離・省スペース化
アルバムは意外と場所を取ったりします。紙焼き写真も多数あると場所をとるのと、放置しておくと劣化するのと、どれがどの時に取った写真等管理が大変になります。
災害時等対策
最近、地震・台風・ゲリラ豪雨等災害が多いです。避難時にアルバムを抱えてとなると現実的ではありません。危機管理を考えるとデジタル化(クラウド上サービス)しておくと万が一の時にも思い出は残すことができます。
クラウドサービスに保管とメディアとして保管
クラウドサービスも100%万全ではありません。データが消える可能性もあるので、クラウドサービスに保管と同時に各種メディア(USBメモリ・BDメディア・SDカード・HDD等)に複数保管をしておくことをおすすめします。
いつでもどこでも見ることができる
デジタル化しておくといつでもどこでも見ることができるので利便性が高いです。
紙焼き写真をデジタルする前にする作業
デジタル化をする前にいる写真といらない写真を分ける
「デジタル化を業者に依頼する場合」も「自炊でスキャンする場合」もどちらの場合でも残す写真とそうでない写真を選別する作業をしたほうがいいでしょう。
同じ構図の写真とか複数ある場合は1枚残すや風景だけの写真やピンぼけ等、不要な写真は思い切って処分する等、断捨離が必要です。この作業は時間がかかりますが、かなり枚数が削減されるかもしれません。
実はこの作業業者に依頼するときに1枚あたり課金をされてしまうのでキチンと分けておくことをおすすめします。
アルバムの写真はデジタル化が大変!?
紙焼き写真(アナログ写真)をデジタル化するポイントしてアルバムの写真をどうするかがポイントになります。
アルバムでもポケットアルバムと普通のアルバムがありますが、ポケットアルバムの場合は取り出しが楽ですが、通常の粘着力のある台紙のアルバムの場合、アルバムの写真を一枚一枚剥がしてから、スキャナーでスキャンをする作業はスキャナーでスキャンする作業より時間がかかるかもしれません。
※アルバム写真をスキャンしてくれる業者に依頼をする方法もあります。節目写真館ではポケットアルバムは1冊900円・通常のアルバムは1冊2500円からになります。
[参考サイト]節目写真館料金シミュレーター
専門業者に紙焼き写真のデジタル化を依頼
写真をデジタルデータ化する専門業者に紙焼き写真のデジタル化を依頼する方法があります。専門業者に紙焼き写真のデジタル化サービスはいくつか業者はありますが、数千枚となるとかなり費用がかかります。
下記に記載した節目写真館の一番安いコースでも10000枚を依頼した場合、10万円はかかってしまいます。
節目写真館
業者に紙焼き写真のデジタル化サービスはいくつか業者はありますが、一番リーズナブルだと思われるのは節目写真館になると思います。
節目写真館のリーズナブルなプライスを実現しているのは海外(ベトナム)にスキャンセンターがあるからです。大阪にもスキャンセンターがありますが、クオリティはどちらも同じで納期がベトナムセンターの方が少し長めになっているだけです。
[参考サイト]節目写真館
・バラの紙焼き写真200枚1セット 2000円(納期1.5カ月) ベトナムスキャンセンター
・バラの紙焼き写真200枚1セット 3000円(納期2週間) 大阪スキャンセンター
※値段は随時変動している可能性があるので節目写真館のサイトでご確認ください。
節目写真館のサイトにはデジタル化の料金シミュレーションができるページがあるのでその場で見積が可能です。
[参考サイト]節目写真館料金シミュレーター
紙焼き写真をスキャナーを利用して自分でデジタル化
紙焼き写真をスキャナーを利用して自分でデジタル化する場合、通常のスキャナーでは数千枚の紙焼き写真をスキャンする場合、手間がかかりすぎて現実的ではありません。
紙焼き写真が連続スキャンできるシートフィードスキャナーを利用することをおすすめします。
レンタルサービス・ヤフオク/メルカリの活用も
スキャナーは高価ですが、レンタルサービスを利用するかまたはスキャン完了後・不要な場合はヤフーオークションやメルカリ等に出品をするといいかもしれません。リセールバリューが高いのでトータルコストで見るとスキャン業者に依頼を費用より安く上がるかもしれません。
[参考サイト]DMMのいろいろレンタル
紙焼き写真に最適な人気のシートフィードスキャナーはEPSONと富士通PFUの下記2モデルになります。
EPSON FF-680W(一番のおすすめ・写真のデジタルスキャンに特化した製品)
EPSON FF-680Wは紙焼き写真のデジタルスキャンに特化した製品になります。紙焼き写真以外も名刺や紙等もちろんスキャンできます。
紙焼き写真が連続スキャンできるシートフィードタイプの紙送り機構を採用していて、紙焼き写真を一度に36枚(L判、KGサイズ、2L判)までセットでき、L判1枚を1秒(300dpiカラー原稿のオートドキュメントフィーダーでの読み取り速度)の高速スキャンで取り込むことが可能なので、スキャンの手間がかなり効率良くなります。
EPSON FF-680Wで紙焼き写真をデジタルスキャンのメリットとしては色あせてしまった紙焼き写真を解析して、明るさやコントラストを自動補正する機能を搭載しており、スキャンすると1写真ごとにオリジナルと補正された画像の2つの画像生成できます。
また両面スキャンも可能なので、写真の裏にメモがある場合もきちんとスキャンをしてくれます。パソコン専用ソフトの「Epson FastFoto」でデータ化した写真を直接メールに添付して送信したり、クラウド上(Dropbox・Google Drive)にアップロードできます。
■EPSON FF-680Wの製品詳細の続きと価格についてはこちら(Amazon)>>
ScanSnap iX1500(ScanSnap最上位モデル・紙焼き写真以外のスキャンしたい方)
ScanSnap iX1500は最新モデルになります。ScanSnapは他にもモデルがありますが、iX1500はシートフィードスキャナータイプになります。
今までのスキャンスナップはパソコンでの設定が必要ですが、iX1500は本体でも操作可能になったので必ずしもパソコンの近くではなくなったので自由度は高いです。
EPSON FF-680Wと比較してみるとドキュメントスキャナとしての利用も考える場合、ScanSnap iX1500ほうがいいかもしれません。紙焼き写真のスキャンを中心に考えるとEPSON FF-680Wをおすすめします。
■ScanSnap iX1500の製品詳細の続きと価格についてはこちら(Amazon)>>
ScanSnap iX500
一つ前のモデルですが、紙焼き写真をスキャンするのにはそれほど高機能なものはいらないという方はシートフィードスキャナータイプのScanSnap iX1500の一つ前のモデルScanSnap iX500をおすすめします。
本体にモニターがついていないのでパソコンとセットで設定をすることになりますが、機能的にはそれほど劣っていないと思います。すでに販売完了しているので在庫品限りになるかもしれません。