Netatmoウェザーステーションは直訳すると家庭用気象観測装置というべき屋内と屋外に設置して、「温度」「湿度」「気圧」「二酸化炭素濃度」「騒音」をPC・ iphoneやAndroidからモニタリングできるガジェットです。
オプションで風速計と雨量計を追加すれば「風速」・「雨量」も計測可能です。
計測データをCSVに出力可能であったり、IFTTT連携もできるので特定の温度や湿度で通知やエアコン調整や雨が降ってきたら通知をしたり等もコアなユーザーのツボを抑えた応用性が高いガジェットです。
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Netatmoウェザーステーションのすごいところはハードウエアだけなく、Netatmoウェザーステーションを設置したユーザーの屋外データをNetatomoマップで見ることが出来ます。NetatmoウェザーマップはNetatmoユーザーでなくても閲覧することができます。
[参考サイト]Netatmoウェザーマップ(Netatmo公式サイト)
最近は毎年酷暑・猛暑で気象庁発表の気温より、「実際は地域によってはもっと気温が高いのでは。。」という声や「実際の温度を知りたい!」という声もあります。
気象観測装置はまわりに建物に囲まれていなく、地面も舗装されていない箇所での計測になるので、実際温度は建物に囲まれて、エアコンの室外機熱やアスファルトの輻射熱等でもっと高いと思います。
とはいえNetatmoの設置推奨箇所も直射日光を避けて北側で雨が当たらない場所が推奨になっています。
全世界の個人ごとの気象データが見れるのはとても面白く、東京地域だけでもこんなにNetatmoユーザーがいるのかと思ったりしています。
Netatmoウェザーステーションマップに表示される設置の位置は自分で変更可能なので設置している自宅を人に知られたくない場合には変更すればOKです。
ちなみに気象観測データは個人でHPに公開する場合届け出が必要なようです。気になる方は確認をしたほうがいいかもしれません。
[参考サイト]気象観測施設の届出・気象測器の検定についてよくある質問集(気象庁)
[参考サイト]気象観測してデータをインターネットで公開するには気象庁の許可がいるって、ホント?(togetter)
Netatmo ウェザーステーションの設置に関して
Netatmoは値段を見ると高いと思いますが、二酸化炭素濃度CO2センサーや騒音センサー等、ついているのでそうした機能の装置(ほとんどがスマホ対応されていない)を単体で買うとかなりするのでお買い得だと思います。
二酸化炭素濃度CO2のデータ所得は最初はキャリブレーションが必要かもしれません。特に初期設定を屋外センサーを室内で設定した場合に二酸化炭素濃度CO2データ取得できないという現象が出るようです。
意外と悩むのが屋外センサーの設置場所です。電波が届く範囲で安定して設置でき、日影・雨が当たらない場所となると限られるので、購入前に場所の検討をしておいたほうがいいでしょう。
屋外センサーの取り付けに関しては付属のマジックテープで取付可能ですが、結束バンドでも取付可能です。結束バンドのほうが安定感あるかもしれません。
屋外なので結束バンドは100円ショップのより業務用結束バンド(ヘラマンタイトン社の結束バンドなど)のほうが紫外線にも強いのでおすすめします。設置箇所も直射日光が当たらず、雨が当たらない場所をおすすめします。
一応防水対策はされていますが、防水仕様ではないので雨が当たらない場所のほうがいいでしょう。本当なら百葉箱みたいなものがあればいいのですが、百葉箱は値段が高いです。
特に屋内機器モジュールの方が設置環境上、故障するリスクが高いので、屋外に適当な場所がなければ、リスクを減らすために室内で一番屋外環境の近い場所に設置でもいいでしょう。
屋外センサーが設置場所が最適かどうか、正確な数値かどうかはnetatmoウェザーマップで近隣のnetatmoの他のユーザーの観測データと比較してみるといいかもしれません。異常な数値を示してなければ設置場所はOKです。
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※現在販売しているモデルは日本正規代理店品ではなく並行輸入品の可能性が高いです。
並行輸入品の場合、WIFIの技適認証や保証が効かない場合があるので要注意です。また日本正規代理店品でも必ず購入前にサポートを確認したほうがいいでしょう。
Netatmo ウェザーステーションの購入して
Netatmoを購入してよかったのはパソコンのブラウザベースでデータを見れるのはやはり便利です。他の温度計測のIOT機器はスマホ連携は多いのですが、パソコンとの連携がないのがほとんどなので、グラフ等データの一覧性でいうとパソコンで見れるととても便利です。
Netatmoはパソコンのブラウザから設定(通知設定等)もできます。通知もスマホの通知や設定基準値を超えるとNetatmo本体のランプが光ります。またIFTTT連携も可能です。
また温度・湿度・気圧以外に騒音や二酸化炭素濃度とかも数値計測できるのがいいです。
特に今まで二酸化炭素濃度とか気にしたことなかったのですが、特に石油ファンヒーターを使っていなくても部屋を締め切った状態だと上昇するや換気は5分以上しないといけないなど、数値化されてると発見することが多いです。
学校の教室や企業の職場の場合は二酸化炭素濃度は国で推奨値が決められていますが、自宅で作業する場合(テレワーク環境)は特に検査とかもないので、自主的に注意しないといけないと思います。
二酸化炭素濃度で仕事のパフォーマンスが落ちる可能性があるので、その点でもNetatmoはおすすめです。
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パッケージ一式・各国対応のコンセントアダプターついています。取扱説明書は簡易版でほぼスマホで設定をします。
外部センサーは簡単な防水対応(電池ボックスをネジで締める感じ)になっています。ただネジが緩いと水が染み込んでくるので注意。
室内センサーはUSBケーブルにて接続・給電になります。市販のUSBケーブルやUSB充電ハブでの利用も問題ないです。