文部科学省が推進するスクール・ニューディール構想が脚光を浴びてきてますが、スクール・ニューディールのエコ化と耐震化の部分はぜひ行ってもらいところですが、スクール・ニューディールの学校のICT化の推進の中身に疑問が残ります。パソコン配布・校内LAN・電子黒板等、ハードウェア面の部分が強調されていてソフト・コンテンツの面が弱いような気がします。
例えば各学校ごとネットワークでつないで、同じ授業をしたり、電子黒板の出題解答で各教室・各学校の正答率の表示等、もっとグローバルで考えた方が各学校の授業レベルの格差感の解消につながらないような気がします。
スクール・ニューディール以前の過去e-learningが何度となく脚光を浴びては消えていくのはひとえにソフト・コンテンツ面が弱い・お仕着せがましいコンテンツ、アナログの教科書をデジタル化しただけ等の原因ではないでしょうか。それはパソコンからDS・iphone等デバイスを変えても同じような気がします。
例えば「smart.fm」のサービスのようにユーザー自身が問題を作成できるのを応用して、生徒自身が問題を考えて、他の生徒(他の学校の生徒にも)がそれで学んだり、情報共有したりできると、自立性や貢献感も体感できていいのではないでしょうか。
だいたいアナログ時代も試験や受験の際も問題の出し合ったりして憶えていくのが一番効果的だと思うし、人に教えることができれば自分も理解できたレベルと言えるので
■英語勉強型SNS「smart.fm」旧「i Know!」
https://smart.fm/
■あらゆる知識を学べる場所「smart.fm」、iKnow!がサイト名を変更
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20389348,00.htm
■「スクール・ニューディール」構想の推進に関するお願い:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/06/attach/1270335.htm
■<スクール・ニューディール構想>政府の学校IT整備構想 教育現場、戸惑い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090825-00000007-maiall-bus_all
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