今回はセサミ スマートロック「SESAME5」と「セサミタッチPRO」のレビューになります。
[参考サイト]キャンディハウス公式サイト
セサミ スマートロック「SESAME5」
セサミ スマートロックは、既存の鍵を活かしつつ、ドアをスマート化する便利なデバイスです。両面テープ式なので穴を開ける必要はなく、原状回復が可能で、賃貸住宅・マンションで設置利用が可能です。
取り付けは非常に簡単で、ドライバー一本で数分で完了します。スマートフォンと連携することで、アプリから鍵の開閉が可能になり、物理的な鍵を使う必要がなくなります。
また、家族や友人に一時的なアクセス権を共有することもできます。例えば、遠方にいる家族や友人が訪れる場合、アプリを通じて鍵を開けることができます。
セサミ スマートロックはBluetoothを利用して操作をします。オートロック機能を備えており、外出時にドアが自動的に施錠されるため、鍵をかけ忘れる心配がありません。
さらに、ドアの開閉履歴をアプリで確認でき、ログが残るので防犯面でも優れています。
[参考サイト] SESAME5(CANDY HOUSE 公式サイト)
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セサミ スマートロックの製品仕様
・製品名: セサミスマートロック (Sesame Smart Lock)
・メーカー: CANDY HOUSE Inc.
・寸法: 85 x 58 x 34 mm/ 重量: 約182g
・電源: CR123Aリチウム電池 x 2 電池寿命: 約500日 (使用頻度による)
・通信方式 通信プロトコル: Bluetooth 4.0 (Low Energy) 対応距離: 約10m
・ 対応OS: iOS 10.0以降, Android 5.0以降
・アプリ: Sesameアプリ (iOS, Android)
主な機能
・遠隔操作: アプリを通じて外出先からの施錠・解錠が可能
・スマートフォン連携: アプリを通じて鍵の開閉
・オートロック/アンロック: 自動での施錠・解錠機能
・タイマー式オートロック 設定時間後に自動で施錠される機能
・鍵の共有: 家族や友人にアクセス権を共有
・一時的なアクセス許可: ゲスト用の一時暗証番号を設定可能
・ログ機能: ドアの開閉履歴の確認
・音声アシスタント対応: Amazon Alexa, Google Assistant, Siri ショートカット
設置方法
・設置方法: 既存のサムターンキーに取り付け
・工事不要: 工具不要で簡単に取り付け可能
セサミ タッチPro
セサミタッチProは指紋認証・カードリーダー・暗証番号等、3つの開錠方法が使用可能でタッチパネルを搭載しており、鍵の代わりに暗証番号でドアを解錠することができます。
またSuicaやICカードで簡単にセサミの開錠が可能で、FeliCa、MIFAREを搭載しているカードであれば対応しています。
Apple Watchに限らず、使用可能なICカードを搭載したスマートウォッチも対応しています。
防水・防塵仕様で、屋外での使用にも適しています。
バッテリー寿命も長く、定期的な交換が不要で、緊急時には物理的な鍵での解錠も可能です。
[参考サイト] セサミタッチプロ(公式サイト)
基本仕様
・製品名: セサミタッチ
・対応ドア: 木製ドア、金属ドア、ガラスドアなど
認証方法
・暗証番号: タッチパネルで設定・入力可能
・指紋認証: 高精度な指紋センサーを搭載、複数の指紋を登録可能
・スマートフォンアプリ: iOSおよびAndroid対応アプリと連携、Bluetooth接続
セキュリティ
・ 暗証番号の長さ: 1桁から16桁までのパスワードが設定可能
・パスワード登録可能数100通り
・指紋認証登録可能数100枚
・カード登録可能数 100枚
電池
・CR123A 電池
・約550日(2本)
・約1100日(4本)
寸法・重量・防水
・寸法: 90mm × 47.6mm × 28.1mm
・重量: 約152g
・IP65防水防塵
付属品
・SESAMEタッチPro用3Mテープ(2回分)
・バッテリーカバー(1枚)
・スライドカバー(1枚)
・高性能高容量3.0V 1800mAhのCR123A 電池(2本。1回分)
・本体シェル素材用ネジ(2個、PM型1.6*5.0mm)
・バッテリーカバー用ネジ(2個、PM型2.0*9.0mm)
・取扱説明書1冊、保証書1冊(原稿pdfこちら)
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セサミスマートロックとセサミタッチプロを1年間利用した感想
設置は意外にも簡単・サムターンのサイズも余裕があるのでほぼどのタイプにも対応
設置は意外にも簡単でした。スマホアプリの設定含めてもゆっくりして30分弱くらいできました。
サムターンのサイズも調整が可能なので、ほとんどのサムターンで対応していると思います。
粘着力も高いので1年以上使っていてもセサミスマートロックとセサミタッチプロともに外れることはありませんでした。
設置に関してはオフィスの屋内利用は問題ないですが、屋外利用時は紫外線に当たらないところの設置の方が劣化が少なくていいかもしれません。
セサミスマートロックとセサミタッチプロともに電池は意外に持つ・電池交換も楽
電池は意外に持ちます。オフィスでの利用ではなく、自宅での利用の場合、それほど開閉頻度が高くないので1年・2年レベルで持ちます。
1年間普通に利用しても電池交換が不要です。ちなみにSESAMEタッチProは電池4個セット利用しています。
セサミ5の電池の交換方法は上部蓋をスライドさせれば交換可能です。粘着テープを外す必要はありません。
セサミタッチプロも電池交換を行いやすいように本体背面のカバーをスライド可能な仕様に途中で仕様変更されているので粘着テープを外す必要はありません。
電池の規格がCR123Aなのであらかじめ&予備を購入しておく
電池の規格がCR123A(カメラ用リチウム電池)と普通のと違うので、付属品ではなくあらかじめ購入しておいた方がいいでしょう。4個セットしておいた方がそれだけ電池寿命が長くなります。
電池ブランドも有名なブランド(Panasonic等)の方が安心です。
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セサミタッチプロは指紋認証が一番便利
指紋認証・カードリーダー・暗証番号どれを一番利用しているかというと「指紋認証」です。指先一つでオープンはとても便利です。指紋登録もそれほど複雑ではありません。
セサミスマートロックを購入時にはセサミタッチプロをセットで購入することをおすすめします。
開閉速度・施錠速度にストレス
開閉速度・施錠速度にストレスは感じないです。
もちろん手で開けるよりかは遅いですが、鍵を差し込む動作よりは速いです。
外出先・遠隔操作で開閉するには別売Wi-Fiモジュール・HUBが必要
スマートフォンとセサミのBluetooth距離を確認。Bluetoothが届く範囲でないとアプリ(開閉履歴等)が使えないので注意が必要です。
Wi-Fiモジュールを(別売・現在はHub3)を利用することにより、遠隔操作でも開閉が可能になります。
引き戸もスマートロック・オートロック化が可能
セサミスマートロックもそうですが、通常はドアタイプのサムターンがメインですが、下記の製品のようにアタッチメントアダプターを購入することにより、引き戸もスマートロック化が可能です。
CANDY HOUSE オーダーメイドアダプターサービスを利用することでどんな鍵にも対応
引き戸以外にも鍵の形のパターンは無数にあり、付属のアダプターだけでは対応できないケースも多いと思います。それでスマートロックの導入を諦めている人も多いのではないでしょうか。
CANDY HOUSEではオーダーメイドアダプターサービスを行っており、鍵に合わせたアダプターを3Dプリンターでオーダメイドで制作してくれます。
購入時比較検討した製品
SwitchBot スマートロック プロ
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購入時比較検討した製品としてはSwitchBotのスマートロックプロでした。すでにSwitchBotのハブ等、複数製品を所有しているので連携や管理を考えるとSwitchBotのスマートロックを検討していました。
機能的にも遜色がなかったのですが、価格面でセサミスマートロックほど安くはなかったので、今回はセサミスマートロックを購入しました。またスマートロックがどこまで実用的かどうかの検証したいのもあり、まずは安いセサミスマートロックを選んだのもあります。
またセサミ スマートロックの方がサポート情報や口コミも多かったのと、アプリのアップデートの頻度や問い合わせへのレスポンスが非常に早いのも決め手の一つでした。
現状ではセサミタッチプロを選んで満足をしています。